コミックメテオさんに直接持ち込みに行きました。
前回の直接持ち込みでもDM持ち込みでも褒めて下さり、今回もきついことは言われませんでした。
【良かった点】
・ゲーム音楽を知らない第三者にとっても分かりやすく、ためになる
・一つ一つを丁寧に説明していて、分かりやすく伝えようという想いが伝わる
・コマ割りが見やすく、スマホで見るのにちょうど良い
・24ページにしては内容が濃く感じた
【課題】
・伝えたいものとキャラクターに距離がある
・不純な動機で入部したIが本気でゲーム音楽にハマる瞬間を描いた方が良かった
・楽し気なシーンが後半になると減っていくので読者が離れてしまう
・賞を獲れたのがラッキーなように見え、都合が良いように感じる
・キャラクター同士のやり取りや成長を描く
次回はゲーム音楽ネタ以外を描くと良い、と他社さんで言われたんですが、どうしようか迷っていることを話しました。
仮にバンドものを描こうとしたら当然別のものになるわけで、練習の為には、むしろ同じゲーム音楽ネタで別の角度から描いた方が良いのではと今は考えてます、と言ったら、「知識を入れない場合は、おのずとストーリーを中心に描かないといけなくなる」「知識ものは興味がないと思ったらそこで離れてしまう」とのご意見を頂きました。
今日教えて頂いて初めて気づいて驚いたんですが、コミックメテオさんの「理系が恋に落ちたので証明してみた。」も理系の知識を入れていると。そう言われてみれば、そうか。そんなことを意識せずにアニメを見ていました。
今回の自分の漫画は、説明のコマが実用書みたいになってしまっており、キャラクターのコマが減ってくると難しく感じるそうです。「理系が恋に落ちたので証明してみた。」は、キャラクターに知識を話させることで、難しさを感じさせないようにしているんだとか。また、メインはラブコメなので、読者はそちらが読めれば楽しめると。
「ゲーム音楽をわかりやすく説明してあげる」んじゃなくて、「ゲーム音楽に興味を持ってもらえたら良い」くらいが良く、「ヒカルの碁」を参考にして、どのくらいのバランスで描かれているかを研究すると良いですよ、とアドバイスを頂きました。
次回作はどうしたら良いのか、今後どういう方向性でやっていけば良いのか、言語化できて目標がはっきりしました。
次の月マガ新人賞に向けてまた読み切り漫画を描きますが、すぐに結果が出ると思わず、今は「練習の為に新人賞に向けて漫画を描く」くらいが良いと思いました。