テントのブログ

漫画家デビューを目指す道のりや、自作のゲーム音楽など創作活動全般について綴ります。また雑記なども書きます。

【持ち込みレポ025】コミックメテオさん、コミックアライブさんに持ち込みしました

今日は、COMICメテオさんに行った後、ビデオ通話で、コミックアライブさんから講評を頂きました。

 

・COMICメテオさん

ゲーム音楽なのにゲームとセットになってない。僕もゲームやゲーム音楽は好きなんですが、プレイしてないゲームの曲にハマるだろうか。正直ゲーム音楽だという必要性を感じず、作曲家だということで話が成立しちゃう。題材としては面白いはずなので、ゲーム音楽ものを狙いでやりたいならマニアックな方が良い。個人的にはなしではないと思います。ゲームと音楽をセットで届けないと。

 

伏線回収は話の作り方であって見せ場ではないです。作者も編集者も伏線を張るのは楽しいんですが、隅から隅まで読むわけではないので、読み飛ばしても面白いものが良いです。

 

絵はデジタルで描いてもアナログで描いているように見えるような作画が理想です。デッサンが多少狂っていても、線の強弱を付ければある程度大丈夫だったりします。

ゲーム音楽が主題なのにゲーム音楽が活かしきれてなかった。そもそも中高生はゲーム音楽をあまり聴かず、ドラクエやFFの音楽でも昔ほどは盛り上がってないので、ゲーム音楽を扱うのであればおっさん世代をターゲットにした方が刺さるんじゃないでしょうか。

 

作品の細部にこだわるより、全体を通して面白ければ多少の矛盾は許されます。細かいところに気を遣いすぎなくて良い。面白ければ漫画はOKなんだ、くらいで良いです。

 

ゲームとセットじゃないと、というご意見は初めて頂きました。自分はゲームのサントラだけ聴くようなマニアなので新鮮な視点でした。言われてみれば、ゲーム音楽愛好家の方に向けて描くにしても、ゲームとセットじゃないと面白さが伝わらないかも。

 

ゲーム音楽は女性ファンも比較的いるジャンルではあるので、おっさん世代というと多少語弊がある気もしますが、ターゲットの年齢層は自分と同年代くらいにした方が良いのかな?とも思いました。

 

コミックアライブさん

伏線は物語の設定の部分なので、伏線よりキャラが大事。読者が一番興味を持つのはキャラで、このヒロインにお近づきになりたいな、と思うような内面を描く必要があります。例えば、「やば、社外秘なんだけどな」という台詞にしても、顔を描いてないので、どんな顔で言う人なのかが伝わってこなかった。ヒロイン像を伝えたいんであれば、絵と言葉を一致させましょう。


ヒロインが2ページ目に出てくるスピード感は良いです。まとまりがあって読みやすいです。

 

現状の画力では伝えたいことを伝えきれてないです。アクションもプレーンすぎます。

 

ゲーム音楽にしかない「他の音楽にはないんだけども、ゲーム音楽にはこれがある」という魅力を伝える努力が必要で、今作だとゲーム音楽じゃなくても小説などでも通用してしまうので、そのテーマにしかない部分を描いてあげる必要があります。

 

とのご意見でした。

 

今日のように新たな視点からご意見を頂けることもあり、自分にとっては良いんですが、実は今持ち込みに来る方が多くて忙しいんです、というようなことも仰っていたので、次回からはもう少し控えようかなとも思います。