今日は白泉社のヤングアニマルさんに行きました。清潔感のあるおしゃれなビルで、初めて行く場所だったので緊張しました。
ゲーム音楽というあまり見たことない題材は良いんですが、まだ漫画としてはもうちょっと。
全体を通して背景の描き込みが足りないです。最後にTrue nameで本名を明かすのは面白いんですが、説明的すぎるかな。全部説明で主人公が理解していく形になってますが、漫画なので、出来るだけ絵で感情を理解させたほうが良いです。主人公が全部台詞をしゃべって行動しちゃってるので、漫画としては少し残念。このへんは絵で表現できた方が良いかな。
ゲーム音楽じゃなくても成り立ってしまう話なので、もう少しこの辺は工夫が必要かも。ゲーム音楽がお好きだったらゲーム音楽の仕事に関わる話にすると良いと思います。
オチに向かってストーリーを考えるという作り方は悪くないと思うんですけど、このキャラとこのキャラだったらこういうオチになるよなという感じで、キャラが生き生きするような話にすると、パッと見た時に自然だなという感じになります。
台詞抜きで絵だけでわかるような漫画を描いて、足りない部分を短い台詞で補うくらいが良いです。
画力の方がまだまだ。好きな漫画を一冊模写してください。
ということでした。
白泉社さんもどんどん持ち込みして意見をもらったほうが良いですよ、と仰ってました。
持ち込みして何が良いかというと、キャラ中心に動かすという漫画の作り方は教本にも載ってるんですが、多くの編集者さんが経験から同じことを仰るので、それが裏付けられます。
次回作は、キャラクターを練り込んでから、キャラ中心に描いてみようと思います。