テントのブログ

漫画家デビューを目指す道のりや、自作のゲーム音楽など創作活動全般について綴ります。また雑記なども書きます。

【持ち込みレポ018】WEBコミックガンマさんに持ち込みに行きました

大本命なので、くれぐれも粗相のないように緊張しながら持ち込みしてきました。

 

「まだ画力が掲載レベルではないので背景もキャラも頑張ってもらいたい」とは言われたものの、以前よりは上手く描けているそうです。

 

前回からずいぶん作風を変えましたね。ストーカーに続いていく流れはすごく良い、と。また、ゲーム音楽でもスマホゲーム、特に一番人気のある「崩壊:スターレイル」が題材になっているので皆が共感しやすいとのこと。

 

箇条書きにすると、

 

・冒頭の流れが早く、ゲーム音楽の話につなげるのに現実味がない

・主人公が学生だというのが序盤で分かるように

・終盤はゲーム音楽が関係なくなってきちゃってるので、音楽をうまくつなげる

・半額セールのくだりや、本当の名前という表現をもっとわかりやすくした方が良い

・曲について「シーン」よりは「箇所」「場所」の方が分かりやすいかも

・尾行されてるかも?という場面は、ガサッとなって振り向くなどの流れがあった方が自然に見れるかな?

・その界隈では有名なきれいな女性の作曲家というほうがストーキングされているのに納得できる

・Power Battleは面白いっちゃ面白いんですけど、急に出てきますね笑

・ストーカーの登場の仕方をもっと複雑に。話の途中から少しずつ出す。ストーカー事件の事例があればそれを参考にする

 

等々。

 

また、ポニーさんが急に怒るので、ここの反応が上手くかみ合ってないと。核心に迫る言葉を言われて、少し動揺しながら機嫌が悪くなって、「何か悩みがあるんじゃないですか?」とまで主人公が聞いて、「いいかげんにして」「子供には関係ないでしょ」とか反発すると良いかも、と。確かにその方が面白いです。流石。

 

「今回はリアル寄りの絵柄にしたんですが、目の大きさとかこのくらいで良ければこの絵柄で練習します。どうでしょうか?」と聞いてみたら、目指すところとしては「どるから」くらいが良いとのこと。

 

スマホゲームにしたぶん、マニアックさがなくなってしまった気もするのですが。ファミコンくらいメジャーならまだ良いんですが、例えばスーファミメガドライブの話にしたら読者が離れるのでは…」と言ったところ、レトロ系になっちゃうと…でも、専門的なことをやっていった方が良いと思います。続いていったらもう少し細かく、と。「続いていったら」なんて言われたら喜んでしまいます。

 

レトロゲーム系の作品つながりで16bitセンセーションの話を出したら、少し盛り上がりました。PC98はわからないけど、めちゃめちゃ面白い、とのこと。過去にタイムリープさせることで、納得がいくので上手いと。セル画の時代はこうだった、という話に共感したそうです。

 

WEBコミックガンマさんはグロは必ず入れないといけないんでしょうか?」と聞いてみたら、必ずしもないといけないわけではないですが、サスペンス×ゲーム音楽は上手くつながれば面白いと。それなら次回はやってみようかなと思いました。

 

今作は知識をあまり入れず、「さすが詳しいですね」と言わせない、というコンセプトがあったので、そこは成功したといえば成功したんですが、今後ある程度はマニアックな方が良さそうな感触でした。

 

講評というより打ち合わせという感じで、1時間も時間を取ってくださいました。見限られないよう、面白いネームを考えて、絵も練習します。画力は上げないといけないのもそうなんですが、上手く見えるように工夫したり、背景を描かなくても済むようなネームを考えるのも手かと思いました。

 

ロビーに、等身大の招きナナチフィギュアと、竹藪から覗くピピ美が増えていて、写真に撮らせて頂きました。ナナチは意外と大きいなと思いました。