テントのブログ

漫画家デビューを目指す道のりや、自作のゲーム音楽など創作活動全般について綴ります。また雑記なども書きます。

【持ち込みレポ029】漫画アクションさんに持ち込みに行きました

双葉社漫画アクションさんに初めて行きました。

 

漫画制作一年目でこのページ数を描き上げるのは一つの才能だと思います。読みやすかったです。コマ割りとかも丁寧で、読者に読ませよう、読んでもらおうという親切さが○○さんからすごく伝わってきて良かった。これってすごく大事なことで、どうしても読者のことを考えずに描いてしまう方もいらっしゃるので。

しかし、あんまりこの主人公とヒロインに共感というか、これから先を見てみたい感じにならない。主人公がいい奴なのは分かるんですけど、○○さんにしか描けないような魅力があると良いです。

音楽という題材をうまく使ってストーカーを退治するというストーリーは、こういう話は読んだことがなかったので良かったです。

 

Q. キャラデザはもっと特徴があった方が良いですか?
A. 特徴がないというか、読者もきれいなお姉さんだと思えるような画力が欲しいです。対象読者を想定して、ギャル好きの読者であればギャル、清楚好きの読者であれば清楚系とか。

 

Q. 背景は一人で描くと限界があって、背景に1日かかっちゃうようだと日にちが掛かってしまうんですが、どうしても描く必要はありますか?
A. 新人作家さんならそれでも描きます笑 こだわって描かれる方が多いです。

Q. ゲーム音楽の話を作るために取材するにしても、ゲーム会社に行くのはハードルが高いので、ネットで調べるのが限界なんですが…
A. ゲーム会社の話にするのであれば、取材すべきだと思います。

 

「やる気の問題でハードルが高いと感じることについては努力します」と言ったら、笑顔で応えてくれました。

 

帰りがけに改めて「非常に読みやすかったです」と言われました。今年の前半はゲーム音楽の知識しか評価されてませんでしたが、今作は読みやすさを評価されることがけっこうあるので、もう一つの武器にしようと思います。

 

画力不足をこれほど毎回のように指摘されるのは凹みます。弱点はもちろん何とかしないといけないんですが、「漫画家には得手不得手がある」と言っていた編集者さんもいましたし、完璧になろうとする必要はないかなとも。イラスト的な絵ならそこそここぎれいに描けるので、漫画として描く時に拙く見えたり、複雑なポーズやアングルの練習が足りないんだろうと思います。