テントのブログ

漫画家デビューを目指す道のりや、自作のゲーム音楽など創作活動全般について綴ります。また雑記なども書きます。

【漫画語り002】ひとでなしのエチカ

「ゴクシンカ」が面白かったので、ピエール手塚先生の「ひとでなしのエチカ」を2巻まで読みました。

 

不思議と吸い寄せられる面白さがあり、こちらもスルスルと2巻まで読めてしまいました。何か自分の心を打つ感覚があって、掴まれてしまった感じです。

 

こういうダークな漫画の感想文だから書いてしまうと、自分は勧善懲悪ものが好きで、自分の中の破壊衝動を正当化して代わりに悪を懲らしめてくれるような漫画が最高にスカッとします。

 

そういう「暴力的な」漫画とは対照的に、人でなしな人たちが中心なので、ある意味「穏健な」漫画です。

 

「ゴクシンカ」の方が痛快に笑えて好きだったかな。こちらは善人をかっこ悪く描き過ぎている感じが引っ掛かってしまいました。(個人的な好き嫌いなので、良し悪しを語っているわけではないです)

 

スイスイ読める作品です。結局は「なんか面白い」が重要だと思います。読むのをやめられなかった点こそ面白さの証。

 

続刊の3巻以降も読んでみようと思いました。