テントのブログ

漫画家デビューを目指す道のりや、自作のゲーム音楽など創作活動全般について綴ります。また雑記なども書きます。

【持ち込みレポ008】竹書房に持ち込みに行きました

竹書房さんの下記の媒体への持ち込みに行ってきました。

 

WEBコミックガンマ

WEBコミックガンマぷらす

・ストーリアダッシュ

 

今回は「Dr.マシリトの最強漫画術」「読者ハ読ムナ(笑)」の持ち込みに際しての心得を読んだ上で臨んだので、意識的に「~ということですね?」と確認するようにしました。

 

しかし、最初に結論を書いてしまうと、商業誌というのはとんでもなく厳しい…。そんな感想を抱いてしょげ帰ったのが今日でした。

 

特に画力については3媒体とも商業では厳しいとのご意見で凹んでおりますが、冷静に率直な指摘を頂いた感じでした。

 

ゲーム音楽という題材選びは、どこに行っても目新しいと評価される点で、これは他と被らないという点で良いと。しかし、コードの説明などが知識がない人には難しく感じる、とのこと。

 

今のIとUのキャラデザが悪いというわけではないが、同じキャラクターを描き続けてしまうとそこで止まってしまうので、キャラクターを作って表現するために、いろんなキャラクターを描いた方が良いとのアドバイスも頂きました。今後、毎回読み切りを描くたびにIとUの人物紹介から入るのはしんどいな…とは思っていたので、良いことを聞きました。IとUには愛着があるのですが、今回で一区切りつきましたし、今後は毎回新しいキャラクターを作って、違う切り口で読み切りを書くかも知れません。

 

絵柄については、「元々は90年代っぽい絵柄だったんですが、今回は『時々ロシア語でボソッとデレる隣のアーリャさん』をトレスして真似したので、古臭さは少し抜けたと思います」と言ったら、○○年代の絵柄が好きで終わってしまうとそこで止まってしまうが、新しいものが良いと思って真似している間は画力は伸びる余地がある、と仰って頂けたのが嬉しかったです。絵柄を取り入れるのではなく、完全に模写できるようになってから描いた方が良いと。しかし、イラストレーターのももこ先生くらいの絵が描けるほどにならないと難しいとのことで、厳しいなと…

 

話の流れが唐突で不自然であったり、淡々とし過ぎているというご指摘も、毎回よく言われるのですが、今回も言われてしまいました。DBのようなドライなご都合主義が大好きな人間で、ついそういう展開にしがちなんですが、自分の嗜好を優先して頑なになってしまうと成長が止まってしまうと思うので、せめて作品の中では表情のメリハリを激しくしたり、熱く描くようにしないと難しそうです。

 

3名の編集者さんに、それぞれの見地から様々なご指摘を頂きました。しばらく画力と漫画技術の修練に充てたり、可能であればアシスタントをやった方が良いかなと思っておりますが、まだ持ち込みの予定は残っているので、持ち込みがすべて終わってから、今後どうするか考えようと思います。