今日は、フレックスコミックスさんに行きました。
COMICポラリス 持ち込み講評まとめ
■ 『花恋ちゃんは変わりたい!』講評まとめ
◆ 作品全体について
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3年間で224回の持ち込みという行動量に驚かれた
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最後まで描き切っている点を高く評価
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キュンシーンだけでなく、夢中で読める構成
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感情描写だけでなく、ヒーローのかっこよさもきちんと作れている
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「なぜカッコつけているのか」が伝わるキャラクター造形が良い
◆ メッセージ性・読者層
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テーマ性・メッセージ性がとても伝わってくる
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男の子にキュンとできる少女漫画
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少女漫画というジャンルとの相性はとても良い
◆ 絵柄・表現について
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絵柄はまだ安定していないが、伸びしろは非常に大きい
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トーン処理や女性漫画・少女漫画の研究で確実に伸びる
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グラデーションを削る判断など、方向性は合っている
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女の子の表情はすでに大きな武器
特に印象に残ったコマとして
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「私、カワイくなりたいの」
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「花恋っていうんだ」
この2コマを挙げていただき、
「表情の作り方がとても上手」「ここが本当にかわいい」と評価されました。
◆ ストーリー面のアドバイス
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感情描写は概ね問題なし
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ただし、たまに「急にこう思ったんだ」と感じる箇所がある
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セリフの前に**ワンクッション(感情の流れ)**を入れると、読者が置いていかれにくくなる
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女の子が「男の子っぽい」と感じることはなかった
◆ ネガティブな口コミについて
(「絵もストーリーも下手」という声が気になると相談)
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商業作品を見慣れている人ほど、厳しく見がち
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内容・コメディ要素ともにしっかりしている
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伸びしろしかないので気にしなくていい
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頑張り続ければ確実に伸びる
また、ランキング実績についても好反応で、
「ちょっとずつ成果が出てますね」と言っていただけました。
■ 『精巣摘出手術を2回受けた話』講評まとめ
◆ 題材について
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ご自身の体験であることにまず関心を持っていただいた
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知らない世界なので、マンガとして非常に興味を持たれやすい
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めったにない体験で、共感しながら読む読者も多いと思う
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題材そのものがとても強い
◆ 漫画としての評価
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基本的な漫画の描き方はしっかりしている
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コメディとシリアスの切り替えがうまい
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真面目な部分を真面目に描けているのが大きな武器
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直接的な表現を避けているが、それでも面白い
◆ 改善点・アドバイス
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説明がやや多く感じる部分がある
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「説明」ではなく自分ごととして描くと、テンポが良くなる
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エッセイ漫画は「知らない人の体験」でも読める工夫が重要
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最後まで楽しく読めたのは大きな強み
◆ タイトル・表現について
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「精巣摘出手術」という名称自体を知らなかったという反応あり
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(SNSでのセンシティブ判定・シャドウバン対策としてこの名称を使っている旨を説明)
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配慮しつつも、着眼点と勇気がすごいと評価
◆ 行動力について
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3年間で224回の持ち込みは本当にすごい
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年70〜80回ペースの行動量に感心されていた
■ 今後についてのやりとり
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次回作候補として
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三狼の過去を描く漫画
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手術エッセイを1〜2冊分のボリュームで描く案
を相談
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今回は「1話3p×全10話=30p」という週刊連載のような形式
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「テンポの良さをさらに上げると良い」とアドバイス
Q&Aより
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Q. ポラリスはエッセイ多い?
→ 女性向けエッセイが多く、エッセイは大歓迎。メテオでも多く扱っている -
Q. 事実ベースで描いたが、ストーリー破綻は?
→ 特に気にならなかった。問題ないと思う
■ まとめ
今回の持ち込みでは、
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少女漫画としての適性
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エッセイ漫画としての題材力
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圧倒的な行動力
を一貫して評価していただきました。
編集さんが時間を忘れて、1時間を過ぎそうになったくらい好感触でした。名刺をもらえなくても、こちらから名刺を渡そうかなと思いましたが、ほかの編集さんが呼びに来たので、名刺を渡せずじまいでした。
担当さんがつかないのは残念なんですが、感触は前回より上がってます。もう単行本一冊分ぐらいの量を自分で描いてSNSやKindleで配信してしまえ、とも思っています。